投稿

WooCommerceを始めるなら知っておきたいクレジットカードのこと

This post is written only in Japanese. If you want read it in English, please leave a translation request.

WooCommerceサイトを始めるにあたって、クレジットカード決済を導入することは多いですが、その際に知っておくべきことがいくつかあります。サイト開発者として知っておいた方がよいことを、日本のマーケットを中心に紹介します。

その1. 国際五大ブランドというものが存在する

クレジットカードには国際五大ブランドというものが存在します。

  • VISA
  • MASTER
  • JCB
  • American Express(AMEX)
  • Diners

日本で発行されている多くのカードはVISA, Master, JCBのどれかが付随してついてくる形になっています。したがって、この5つを抑えればクレジットカードに関してはほぼ問題ありません。

また、五大ブランドのうち、VISAとMASTERのシェアが圧倒的なので、その2つがあれば構わないとも言えます。

その2. クレジットカードの違いとして審査と手数料がある

それぞれのカードブランドに違いはあるのですが「カードとしての質」はあまり重要ではありません。かくいう筆者も「Dinersは年会費が高いので持っているとお金持ち」などの合コンの好きな女子大生でも知っているような情報をつい最近知ったばかりです。

重要なのはWooCommerceでサイトを開設しようと思ったときに、以下の2点で違いがあらわれることです。

  • クレジットカードごとに審査期間が違う
  • クレジットカードごとに手数料が違う

まず、VISAおよびMASTERは審査期間がほとんどありません。これまでの決済代行サービスだと「一ヶ月ぐらいかかります」と説明されていましたが、最近の新しい決済代行サービス(Stripe, Pay.JPなど)は審査していないのではないか、というぐらい早いです。筆者の予想ですが、決済がある程度の金額になるまでチェックしていないのではないでしょうか。

一方、JCB, Amex, Dinersは審査が厳格で、色々なことを尋ねられます。また、一ヶ月程度の期間を要し、審査に落ちることもしばしばあります。手数料も高いです。

新規サービスを始める場合、その商材の内容によっては審査に落ちることも考えられるので、まずは「VISA・MASTERではじめる」ぐらいの割り切りで行くと物事がスムースに運びます。

まとめ

  • クレジットカードには五種類あり、それ以外は存在しないと考えてよい
  • VISAとMASTERが早くて安い、それ以外は遅いて高い