2023年5月以降にtwitterログイン連携が動作しなくなった場合の対処法
Gianismを利用しており、tiwtterログインが動作しなくなったというご報告をいただいております。すでにお知らせしたように、twitterのAPIはイーロン・マスクによる買収以降、劇的に変更しており、情報収集も困難なのですが、調査をしたところ、次のようなことが判明いたしました。
- twitter API v1.1は停止したわけではなく、動作は継続している。
- 新規にtwitter API v1.1用のアプリを作成することはできない。
- twitter Developer Portalでアプリがいつのまにか「Suspend」になっている場合があり、その場合はログインが利用できない。
暫定的ですが、次のような方法をおためしください。
アプリを確認する
アプリが正しく設定されている場合、Developer Portalでは “Stand alone app” として表示されているはずです。この場合、そのまま利用を継続することができます。しかし、いくつかのアプリは「問題がある」としてステータスがSuspendになっていることがあります。
アプリに問題があると、Gianismでエラーが表示され、利用することができません。サポートチケットを作るようメッセージが出ていますが、チケット作成方法はわかりませんでした。
よって、このアプリは使わず、新規作成するしかありません。なにが”Suspend”になる条件かわかりませんが、利用規約などを書いていたかどうか、によるのかもしれません。
アプリを新規作成する
新しいアプリを作成するには、次の手順によります。
- プロジェクトを作成する。プロフィール確認はユーザーあたり25回/日です。
- アプリを新規作成し、認証情報を取得する。APIキー、APIシークレットが取得できます。
- アプリのユーザー認証設定(User authentication setting)を作成する。次のようになります。
新規作成したアプリでは、API v2のみ対応のアプリとなるので、おそらくつぶやきの作成ができないはずなので、twitterボット機能を利用することはできませんが、ログイン連携は動作します。
また、既存のアプリでこの画面を編集し、”Type of App”の選択をして保存すると、新しいOAuth2.0用のトークンが振り出されます。これによって既存のトークンが無効になってしまうのかどうかまでは確かめられていません。
以上、このサイトgianism.infoでもアプリが無効になっていたため、急遽アプリを再作成して凌ぎました。動作していないという方は、お試しください。また、他に不具合などありましたら、ご報告いただけますと幸いです。